高森太郎のノート

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このページは、高森太郎がノート的に何でも書くページです。
主に勉強したこと、自分が知った知識や方法などを中心に、適当に、メモ的に、書き留めてます。

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2011年01月23日 (日曜日)

[]機械設計技術者試験3級に合格した 機械設計技術者試験3級に合格した - 高森太郎のノート を含むブックマーク はてなブックマーク - 機械設計技術者試験3級に合格した - 高森太郎のノート

機械設計技術者試験に合格したので、その経験を書いておく。

受験までの経緯

簡単に言うと「会社でうけろと言われたので」なのだが、それだけではなんなのでいくつかメリットを上げる。

基本的に自分はCADオペレータなのだが、当然概略設計をCADにし、図面にするにはそれなりに知識が必要だ。嫌でもといったらアレだが、仕事上では仕事をしているうちに、周りのベテラン技術者の人をうんざりとさせながらも、いろいろな知識を覚えていく。しかしそれよりも加速度的に必要とされる知識は増えてくのでやっぱり全く足りない。そもそも自分はそういった専門教育を受けたことがないので基礎がなく、当然なのだが…。

また、「機械」と一言で言っても

  • 高速に回転などを扱う減速装置
  • 熱や流体を扱うポンプや空調・冷熱
  • 高速流体を扱うターボ機器
  • 電磁気を操るモータ
  • 爆発を扱うエンジン
  • ダイナミックな位置決め精度や滑らかさがモノを言うロボット
  • 剛性と潤滑が命の工作機器

などなど、ものすごい種類がある。

そしてそれを網羅的に全部やるところは存在せず、それぞれ専門的にやっている。そのため、実務でそれぞれ専門分野はある程度必要に迫られて、あるいは身近に専門家がいて知識を得ることができるが、やっぱりそれはそれぞれ偏っているので、それ以外のところはさっぱりだったりする。基本的なところを広く知ることはできない。

また、それぞれの会社のスタンダードがあり、それらは専門方向には尖っているが、それぞれ偏った常識のようなところがあり、全般としてみることができない。当然そういう状況だからといって標準的な知識が必要ないかというとそんなことはなく、知識があるとないとだと発想の幅が違う。また客観視するために、思い込みに対抗するための手段として非常に重要だ。

そういう普段やっている業務では得にくい知識を、ある程度網羅的に得るにはこう言った公的試験を受けるのがよいのだが、この「機械」というのは非常に厄介で、何が厄介かというと先に書いたとおりやたらと幅が広く、そのせいか非常に高度な…例えば医師国家試験、司法試験などと並ぶ難易度などと言われる技術士のような…試験はあるのだが、自分のように専門教育を受けていないCADオペレータが自分の知識の向上のために受けられるちょうどいい試験がほぼない。

そのなかで唯一というのがこの「機械設計技術者試験」の3級であった。

というわけで選んでみたものである

試験の概略

試験は公的試験ではない。

社団法人日本機械設計工業会が実施する認定試験だ。

自分が受験したのは3級だったが、受験資格の設定がないのは3級のみで、2級は直接受験は可能だが実務経験の証明が必要(学歴によって年数が異なる)、1級は2級受験後でないと駄目などの制約があるので、日本機械設計工業会のページなどを見る必要がある。

勉強法

さて勉強法だが…これが困ったことにまともな勉強はしていない。というか、やる時間がなかった。

では何故受かったかというと「運」としか言い用がない。後あるとすれば、多少なりとも会社で培った技術と…それと、学校から出る報奨の図書券目当てに資格試験をとったときの試験テクニック的な経験かもしれない。

ただそれだけでは何なので、受験した上でわかったことを書いておく。

とりあえず一番言えるのは、日本理工出版会が発行する準拠と名乗る参考書「機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識」ISBN:9784890196203 は、直接的には役に立たなかったということだ。

そして勉強する基軸とするのはこの書籍ではなく、別途毎年出ている問題集を基軸にしたほうが良いと思う。

ただしこの問題集、何故か同時受験不可の1~3級がすべて入っており、そのかわり何故か単年度分しか入っておらず、さらに何故か新年度版が出ると前年度版が店頭から消える(ネット書店でも在庫がなくなる)という意味がわからんことになっているので、さらにそれより前の分は回答はないが日本機械設計工業会のページからダウンロード出来る過去問題を利用する。(ただし回答と解説は付いてない)

個人的には

  • 級ごとに分けて3年分ぐらい収録する
  • 古いものは絶版にせずに販売する(古い分の在庫が難しければ電子書籍でもオンデマンド出版でも)

のどちらにするべきじゃないかと思うのだが、まぁそれはともかく。

それによっていくつかの専門書籍なり、ネット上の文献を参考にするほうが良い。

どうしてこう言うことを言うかというと、もとの参考書はあまりわかりやすいとは言い切れないところがあり、ではその分野をきちんと網羅しているかというと、キーワードレベルでも出てこない事が試験に出てくるわりに、この参考書に書かれていることが試験にでない部分がかなり多いという印象を持ったからだ。というかうけてみて参考書の解説なんかずれてるなーという印象を持っている。

後はキーワードを抽出して、それに付随する知識が得られる書籍などで情報を得るのがいいと思う。

こういう勉強法だと結構まんべんなく知識を得ることができるし、範囲が広すぎてどこから勉強したらいいか分からないという状況を脱することができるとおもうので良いと思う。

受験テクニック的には多分、単語を覚えるようにやるのが多分もっと良いとは思うが、まぁそこはそことして…。

受験に際しての注意点

まず一番は「訂正が多い」

試験会場は大学の教室だったのだが、そこにあったでっかい黒板が全部埋まるほど問題の訂正があった。正直これはかなり微妙だが、国家試験やその他の試験並みの完成度を想像していくと妙に動揺したりしそうなので、「そういうものだ」と思っていくのが良いと思う。

それから、試験で使われるマークシートが、汎用のマークシートで、一列に十何個も選択肢が一律についているようなものだった。しかも分野ごとに分かれていて、みんな同じマークシートを使うので、一番最初に回答する分野についてマーキングをして区別する。これは「テストに名前を書いてなかったので0点」みたいな危険が、枚数の分だけ増えるということを意味するし、これが間違えそうで怖い。

またマークシートはマークしやすいとは言えないものなので(全部の列が同じで単純に並んでいるだけなので)マークの行間違えなどが非常にありえる。

自分も最後の見直しの時に、列を間違えてマークしている箇所を見つけて修正している。

この試験、おそらくベクトルの計算なども範囲に入っているせいだと思うが、定規・三角定規なども持ち込みができるので、これらを利用したり、あるいは電卓の蓋を使ったりして、間違えてマーキングしないように注意したほうが良い。

というか正直このこういう問題と回答というのとは違うあたりは主催者側で何とかしてほしいところではあるのだけれど…。特にマークシートのマークのしにくさはほんとうに何とかして欲しい。

以前某試験はたしかそういう方式だったのだが、コストなどの問題で個別マークシートにできないなら、シール方式にできないだろうか。マークシート方式なら機械読み取りなのだから、受験票と一緒にバーコードが印刷したシールを配布してそれを貼らせるとか、そういう事だってできるとおもうのだがもう少し何か工夫してほしいなと思った。

また、結果発表だが、新聞紙上またはHPで発表とあったが、団体受験者には、受験の代表者宛に通知書が届くようだった。

感想

試験は、分野の一つだけ取り出すのだと、基本か、基本から一歩踏み込んだ程度の知識レベルを問うものになっていてそんなに難しくはない。が、非常に分野が広く、「機械設計」という非常に広い分野を扱うという特性上か分野の広さ特有の難しさがあって、そんなに簡単な試験ではないと思った。

そういった面で、工学部などで網羅的に教育を受けた人は有利だが、そういった教育を受けた機械がなく、知識は実務上で吸収した偏ったものしか持っていない自分のような人はもちろん、経験豊富なベテラン技術者の方でも、学生時代から遠くなり、専門家になればなるほど、あるいは普段の仕事がマネージメントの仕事であればあるほど、どんどん手ごわくなる性質の試験かと思う。

そんな試験なのだが、色々と忙しく直前まで勉強らしい勉強もできず、やった勉強らしい勉強は前日か前々日になってちょっとじたばたしたくらいだった自分が受かったのは、まず間違い無く

「運」

の一言に尽きる。

そのため、実際当初の狙い通り、知識を得られたかどうかは不明なのだが、しかし受験によって自分が不得意な分野がわかった。歯車カム、材料、材料力学、表面処理あたりはある程度わかったのだが、熱、制御工学、流体力学、検査方式などはさっぱりで、特に流体力学、制御工学は実務ではほとんどさっぱり触れなかったため、本当にさっぱりだった。

こういう用語すらわからない分野や、弱い分野の、本当に基本と言える部分でも知らないというところが洗い流せたことは非常に有益だったと思う。

次は…計算力学技術者試験かなぁ…公認講座をどうするかという問題はあるが。2級の受験資格が得られるにはまだ実務経験が足りないし…というかそもそもCADオペレータとしての仕事が実務経験として認められるかといえば微妙な気がする。

その前にLPICとか、ITパスポート試験をうけて初級シスアドの知識をアップデートするのも悪くないかなぁと考えている。

ひろりんひろりん2012/10/10 15:13私も今年受けます。
ので。。。。がんばります。

TakamoriTarouTakamoriTarou2012/10/10 15:15がんばってください!
実は私は今年2級を受けます…。がんばろー!

ひろりんひろりん2012/10/10 18:38本当ですか??!!
スゴイ~ヽ(^o^)丿2級、1級はかなりムズイ感じなのにww
私は、昨日から勉強をはじめて・・・無理っぽいです(T_T)(泣)

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