高森太郎のノート

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このページは、高森太郎がノート的に何でも書くページです。
主に勉強したこと、自分が知った知識や方法などを中心に、適当に、メモ的に、書き留めてます。

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2011年11月01日 (火曜日)

目次

[]FreeNASで40人規模のファイルサーバを作ったメモ FreeNASで40人規模のファイルサーバを作ったメモ - 高森太郎のノート を含むブックマーク はてなブックマーク - FreeNASで40人規模のファイルサーバを作ったメモ - 高森太郎のノート

FreeNAS8.0.2で40人規模のファイルサーバを作った。一応正常に動いているようなのでその件についてメモ的な記事です。

素人が片手間に調べながらやってるので、間違っている可能性、これよりもよい方法がある可能性は大いにあります。この情報を用いて何があっても自己責任、それが原則でお願いします。

なお、参考にすべき基本的なリンクをはじめに示しておきます。

いろいろとやるにあたって、たくさんの方の先人の知恵をお借りしました。

またオープンソース/フリーで公開していただいているものをたくさん利用させていただいております。感謝申し上げます。

要件とか

比較的安価なハードウエアで、オープンソースの資産を最大限活用させていただき、40人程度が使用する予定のファイルサーバを作ると言う事になった。

ファイルサーバに必要な要件は以下の通り。

  • 予算10万以下(UPS込み)
  • 容量は多ければ多いほどよい。
  • 基本的に24時間稼働
  • ファイルサーバ以外には使わない。

利用者の要件としては

  • ユーザ40人程度のWindowsユーザにバックアップ用のプライベート領域、及びアクセス権限に応じた共有ディレクトリを渡したい。
  • ドライブは単一で接続して、その中に共有ディレクトリが見える形にしたい。
    • 各ユーザがサーバにアクセスすると、自分のホームのみが見え、そこの中にシンボリックリンクでつながれた各ユーザのアクセス権限に応じた共有ディレクトリが見える形にしたい。
  • スピードはLANが100Base-Tなのでそれほど望まないが、夕方早朝などに同時アクセスがある可能性があり、それに耐えられるよう配慮する

このような要件でいろいろと案を考えたのだが、結局予算とかその他の理由で、Windows Server Foundationとかを使う案は却下され、またDabro等の専用機器も却下された。

そこでいろいろと話をした結果、安価なサーバを増強して使用するこになった。

構成

品目詳細/型番価格リンク等
ベースシステムHP ML110 G6 5100780-AVCN(Core i3-530@2.93GHz 搭載機)22,980円NTT-Xストア
システム領域4GB USBメモリ580円
ストレージ2TB HDD×4(ウエスタンデジタル WD20EARX)6,050円×4=24,200円ASIN:B005030N36
メモリDDR3 2G ECC unbuffer ×4(キングストン KVR1333D3E9K2/4G(2GB二枚組) ×2)4,480円×2=8960円ASIN:B001O7TPDG
NICIntel ギガビットデスクトップアダプタ EXPI93010CT3,487円ASIN:B001CXWWBE
UPSAPC Smart-UPS 750 SUA750JB29,790円ASIN:B0009QD8ZE

その他諸経費、LANケーブル、マーカなど小物等々含めて、10万以内に抑えた。

なお価格は購入した当時であり、現在とは異なる。

システムはすでにFreeNAS0.7系を使用したことがあったFreeNASを採用するした。この時、FreeNAS0.7系(いわゆるLegacy)とFreeNAS8系があったのだが、以下の理由でFreeNAS8系を選んだ。

  • FreeBSD8.2ベースである。
  • ZFSがベースOSであるFreeBSD上で正式サポートされている。WebGUI上でも出来る事が増えている。
  • 今後はエンタープライズ用途はFreeNAS8系でアップデートしていき、今後Legacyから開発の中心が移動する予定*1
  • 必要な機能が揃っている
    • Windows共有(Samba)
    • UPSサービス(APCのUPSに対応している)
    • Rsync対応

なお、ここではこのような選択をしたが、現時点でFreeNAS8系は、FreeNAS0.7系と比べて以下のような違いがある事を覚えておく必要がある。FreeNAS8系から7系にはデータを保持したまま簡単に乗り換えができないのでこれから構築する人はきちんと見極めておいたほうがよい。

  • UPnP(DLNA)/iTunesサーバ非対応(FreeNAS8.1でプラグインにより対応予定)
  • Bit Torrent非対応(FreeNAS8.1でプラグインにより対応予定)
  • その他、HTTPサーバなどいくつかのサービスが非対応
  • FreeNAS0.7系にくらべて余り枯れているとは言えない
  • FreeNAS0.7系は一応日本語のドキュメントがある

この点を考慮して選択する必要がある。

[]ハードウエアの組立、セットアップと基本設定 ハードウエアの組立、セットアップと基本設定 - 高森太郎のノート を含むブックマーク はてなブックマーク - ハードウエアの組立、セットアップと基本設定 - 高森太郎のノート

Hardwareの組立

特に先に書いた構成で特に問題は無なし。

Memtest86+でメモリテストも3パスクリア、KNOPPIXにより一通りの動作を確認した。これは初期不良返品が可能な期間内に行って置いた方が面倒がない。検品の一環として一通りの流れとして行った。

なお、このメモリテストについてだが、Micorosoftが配布している同種のソフトウエアもある。また"+"がついてないmemtestもあるが、この2つは4GB以上のメモリに対応していないので注意する必要がある。特にMSが配布しているツールは、使えそうな気がするが、さらっと

Windows メモリ診断は、最初の 4 GB の RAM のテストに制限されています。RAM が 4 GB より多い場合は、最初の 4 GB の残りの RAM を Windows メモリ診断でテストすることはできません。

Windows メモリ診断 - 付録

などと書いてある。今回場合は8GBのメモリ領域をテストする必要があり使えない。と言うか今時4GBまでってどうよとも思う。

また、システム領域をインストールするUSBメモリは、本体内のマザーボードに設置されているUSBのソケット*2にそのまま接続した。

ここら辺が面倒であったり、自前で難しい場合はは、組み付け済みで販売してくれる小売店などもあるので、そう言う所に相談すると組み付けて納品してくれたりもするので利用するとよい。当然自前で部品を組み付けるよりもコストはかかるが、HPの純正CTOよりは安いし、リスク評価などを勘案すると総合的には安いかもしれない。

システムのインストール

インストーラは、FreeNASの公式Webからリンクをたどり、SourceForgeから最新の「安定版」をダウンロードしてくる。ダウンロードページからは複数のバージョンがダウンロードできるが、今回のケースでは最後がamd64.isoをダウンロードしてきた。それぞれのファイルは以下の通り。

amd64.iso
AMD64(いわゆるx64)プラットフォームのインストール/アップグレード用のCDイメージファイル。近年のパソコンであればx64に対応している。基本的にはこれでよい。
amd64-GUI-Upgrade.xz
AMD64(いわゆるx64)プラットフォームのWebGUIからアップデートするためのファイル。展開せずにそのままWebGUIを通じてアップロードして使用する。今回は初期インストールなので使用しない。
amd64-Full_install.xz
AMD64(いわゆるx64)プラットフォームのDDなどのツールでUSBメモリ/HDDに直接焼き込むためのイメージファイル。分かっている人が使うためのものです。
i386.iso
i386-GUI-Upgrade.xz
i386-Full_install.xz
上記のi386版。いわゆる32bit版。64bitの方がパフォーマンスが発揮されるし、ZFSはメモリをふんだんに使用するので、AMD64(x64)非対応のものを使用するので無ければ使わない。ただし、環境テストなどで仮想環境にインストールするときはこちらの方がいいかもしれない。

なお、FreeNAS8は、従来のFreeNAS0.7系と異なり、システム領域に物理的なドライブを丸ごと全部使用するので注意が必要である。USBメモリにインストールできるので、USBメモリ等を用意しておくことが推奨されている。*3

インストールは、落としてきたisoイメージを、CD-Rに焼き込み、それを端末のDVD-ROMドライブに入れてブートする。ブートすると、以下順番に表示が現れるので、それぞれ以下のように操作する。

FreeNAS (バージョン) Console setupの画面
1 Install/Upgrade to hard drive/flash device, etc. を選択する
Choose destiation mediaの画面
適切な領域を選ぶ。製品名なども表示されるし、この場合一つだけケタが違うので確実に選択する。
Start FreeNAS installationの画面
「インストールするデバイスの中身は全てのパーティションに渡って全部消される」「インストールするデバイスはデータ共有には使えない」という警告が表示される。よろしければYesで次に進む。
インストール中
画面下にいろいろ出るが基本的に問題無く進む。
インストール完了画面
ディスクを取り出して再起動しろと言うメッセージが出るので、再起動する。

これだけでインストールは基本的に完了する。

インストール完了してリブートする。DHCPサーバが稼働しているならば、ここで再起動したときに自動的にIPが振られ、画面に「http://xxx.xxx.xxx.xxx/」とアクセスすべきWebGUIのアドレスが表示されるので、アクセスをする。DHCPサーバが稼働していない場合、再起動した後にコンソールからIPアドレスを手動で設定する。

なお、まず最初にアクセスすると、WebGUIは何もパスワードを要求せずにアクセスができてしまう。また、WebGUIの右上にあるアラートが黄色になっている。これはWebGUIのアカウントパスワードを変更していないために起こっているので、まず

アカウント->管理ユーザの変更

でユーザ名を。

アカウント->パスワードの変更

でパスワードを必ず変更しておくこと。

また日本語化は、

Setting->language

でJapaneseを選択し、ブラウザを開き直せば日本語化できる。

またその時同時にタイムゾーンをAsia/Tokyo、WebGUI Portを必要に応じて変更しておく。

なおWebGUI Portはここで変更してもコンソールに出てこないので、忘れるとポートスキャンとかする羽目になるので変更したらブックマークするなりメモるなりしておくこと。

その他、

設定->E-mail

に正しいメールアドレスと利用できるメールサーバを設定しておくと、日々の状態などがメールで送られてくる。

またメールによって状態を送信してくるサービスもこの設定を利用するので設定しておくとよい。

ZFSボリュームを作成する

WebGUIから、

ストレージ->ボリューム->ボリュームの作成

と入り、「ボリュームの作成」画面で、作成する。

ボリューム名
ボリュームの名前。分かり易い名前をつけておく。ZFS界隈だと「tank」とつける事が多いらしいので、今回の例では「tank」としておく。
メンバーディスク
このボリュームに含めるディスクを選択する。選択したディスクは中身全部消されるので注意。
ファイルシステム
UFSとZFSと選べる。ZFSを選ぶ。
4096バイトセクタサポート
今回のディスクの場合はこのオプションが表示されるので、チェックしておく。(いわゆる4KBセクタ対応ディスクで表示される)
グループタイプ
RAID-Zを選択する。ここではRAID-Z1(RAID5相当)になる。
ZFS Extra
ここでグループに含めなかったディスクの処遇を決める事ができる。分かる人が使う部分なので無視してよいが、SSDを混ぜてキャッシュにしたり、ホットスペアに指定できたりするが、バグもある:

よければ「ボリュームの作成」をクリックして作成する。既存のファイルシステムだとここから延々とフォーマットが始まる所だが、ZFSの場合はほぼ一瞬で終了するはずである。

なおここで追加されたものは、/mnt/以下に自動的にマウントされる。この場合は

/mnt/tank/

となる。

ここまで来たら、

設定->設定のダウンロード

で一度設定のバックアップを取っておくことをおすすめする。この後もそれぞれの段階で設定のバックアップを取っておくこと。なおこれはFreeNASのシステムの設定のバックアップであり、当然ながらストレージのバックアップではない。

だいたい以上が基本設定である。このまま、アクセス制限など考える必要がなければ、

共有->ADD CIFS Share

で/mnt/tank/を丸ごと共有に設定、さらに

サービス->CIFS

の認証モデルを「Anonymous」にしてしまえばあっという間にとりあえずのファイルサーバにはなる。(ただしこのままでは誰からもアクセスし放題の非常に脆弱なサーバになる)

[]共有・アクセス制限、ホームディレクトリなどの設定 共有・アクセス制限、ホームディレクトリなどの設定 - 高森太郎のノート を含むブックマーク はてなブックマーク - 共有・アクセス制限、ホームディレクトリなどの設定 - 高森太郎のノート

今回はさらに、適切なアクセス制限を行う。

基本設定…の準備。

まず、どういう風に使いたいか考えてそれを形にしておく。今回の場合以下のように設定した。(括弧内はこの例での定義名)

  • ユーザHome Directory(home/ユーザ名/)
    • ここをそこをドライブとしてマウントして使う。ここは本人意外アクセス不可。このホームディレクトリはUNIXのディレクトリでは無く、Samba的意味でのホームディレクトリ。
  • 全員向け共有(all_user/)
    • 使用する者全員がアクセスできる共有ディレクトリ。
  • 管理職用共有(manager/)
  • チーフクラス共有(chief/)
  • Xプロジェクト共有(project_x/)

こうした後で、ディレクトリ構造は以下のようにしたい。それぞれ/mnt/tank/以下に

  • all_user
  • manager
  • chief
  • project_x
  • home/(ユーザ名)/my_data
    • ただのディレクトリ
  • home/(ユーザ名)/all_user
  • home/(ユーザ名)/manager
  • home/(ユーザ名)/(権限のあるディレクトリ)

また、各ユーザは以下のようなグループに分ける。

  • all_user
  • manager
  • chief
  • project_x

それぞれはそれぞれに対応する共有ディレクトリにアクセするための権限を持つグループとする。またあらかじめ、ユーザのIDとパスワード、及び可能なアクセス範囲を一覧にしておく。

また、この設定にはSSHを利用するので、

サービス

の画面でSSHをONにし、

ユーザ->Addユーザ

で管理用のユーザ(Wheelグループに入れてrootがとれるように)を作っておく。

ユーザと、グループの作成

ユーザと、グループを作成する。まずはユーザを作成する。ユーザは、

アカウント->ユーザ->Addユーザ

で必要なだけ作成する。入力項目はだいたい以下の通り。

ユーザID
1001番から始まる数字。重複できないが、Addユーザすると自動的に連番が入ってくるのでそのままでだいたいOK
ユーザ名
ログインする時に使うユーザ名。半角英数。ここをWindowsのログイン名と同じにしておくと捗る事も。
プライマリグループ
主グループ。アクセス設定は補助グループを使うので、ここでは「nogroup]にしておく。
シェル
ログインシェル。単にファイルアクセスだけさせるユーザの場合ここは「nologin」にしておく。SSHなどでアクセスするユーザは適正に設定する。
フルネーム
ユーザの名前。たとえが「Taro Takamori」などと入れておけばよい。
E-Mail
特に必須ではないが、入力しておくとアラートの送付ユーザに設定したりできる。ただファイルアクセスだけするユーザの場合は無記名でかまわない。
パスワード
パスワード.Windowsのログインのものと同じにしておくと捗るかも。
Disable Password logins
たとえばSSHでアクセスするユーザなどのために、パスワードログインを抑止する事ができる。チェックを入れた場合んはSSH Keyを入力する。

必要な数だけこれを繰り返す。

次にグループを作成する。グループは

アカウント->グループ->Addグループ

で作成する。入力項目はだいたい以下の通り。

グループID
1001番から始まる数字。重複できないが、Addグルーアップすると自動的に連番が入ってくるのでだいたいそのままでOK
グループ名
分かり易い名前をつける。

これを必要なだけ作成する。

次に、作成したユーザに補助グループを設定する。これには2種類やり方があるが、どちらか分かり易い方でOK

グループベースにユーザを選ぶ場合
アカウント->グループ->全てグループを表示

を選んで、「メンバ」を押して出た画面で、左のboxで入れたいユーザ名を選び、右のboxに>>をつかって移動してOK

ユーザベースにグループを選ぶ倍委
アカウント->ユーザ->全てユーザを表示

を選んで、「補助グループ」を押して出た画面で、左のboxで入れたいグループ名を選び、右のboxに>>をつかって移動してOK


以上を必要な数だけ繰り返す。

ディレクトリの作成

SSHでログインする。SSHって何?と言う人は、検索でも何でもすれば出てくるのでそれらを。

ログインしたら、まず、以下の順番でコマンドを入力して共有ディレクトリ、ホームディレクトリの素となるディレクトリを作成、及びユーザ、グループへのアクセス権を設定する。必要に応じてsu等しておくこと。

mkdir /mnt/tank/home

mkdir /mnt/tank/all_user
chgrp all_user /mnt/tank/all_user
chmod 770 /mnt/tank_one/all_user

mkdir /mnt/tank/manager
chgrp manager /mnt/tank_one/manager
chmod 770 /mnt/tank_one/manager

mkdir /mnt/tank/chief
chgrp chief /mnt/tank_one/chief
chmod 770 /mnt/tank/chief

mkdir /mnt/tank/project_x
chgrp project_x /mnt/tank_one/project_x
chmod 770 /mnt/tank/project_x
mkdir
ディレクトリを作成している。
chgrp
オーナーグループを変更している。
chmod
パーミッション(アクセス権)を設定している。

各コマンドの詳しい事はより分かり易いページを参照させていただくとよい。


次に、各ユーザのディレクトリ周りの設定をする。ユーザ名はそれぞれのユーザ名に置き換えてやる。またlnのコマンドは、アクセス権限のある共有に対してだけ行う。

mkdir /mnt/tank/home/(ユーザ名)
mkdir /mnt/tank/home/(ユーザ名)/my_data
chown -R -P (ユーザ名) /mnt/tank/home/(ユーザ名)
chmod 700 /mnt/tank/home/(ユーザ名)
ln -s /mnt/tank/all_user /mnt/tank/home/(ユーザ名)/all_user
(以下必要に応じ)
ln -s /mnt/tank/manager /mnt/tank/home/(ユーザ名)/manager
ln -s /mnt/tank/chief /mnt/tank/home/(ユーザ名)/chief
ln -s /mnt/tank/project_x /mnt/tank/home/(ユーザ名)/project_x
mkdir
ディレクトリを作成している。
chown
オーナーを変更している。
chmod
パーミッション(アクセス権)を設定している。
ln -s
シンボリックリンクを設定している。

これを必要なユーザの数だけ繰り返す。


以上がコマンドなのだが、こう言ったものをいちいち手打ちにしておくと非常に手間なので、シェルスクリプトという形でスクリプトを作っておき、これをSSHで適当なディレクトリにアップして一度に実行すると言う手もある。

CIFSの設定をする

サービス->CIFS

で設定画面を開く。設定項目は大抵以下のような感じ。

認証モデル
ローカルユーザにしておく。Anonymousを選ぶと無制限アクセスになる
NetBIOS名
Windowsのローカルネットワークで表示される名前。
ワークグループ
WindowsのWorkグルーアップ
説明
Windowsから見たときに説明として表示される。
DOS文字セット
CP437(デフォルト)でよいはず。
Unix文字セット
UTF-8(デフォルト)でよいはず。
ログレベル
ログの量を設定する。FreeNASの場合、デフォルトでは再起動するとログが消えてしまうので、最小で大抵はよい。
ゲストアカウント
nobodyにしておく。(ゲストは許可しない)
ゲストアクセスの許可
チェックしない
ゲストアクセスのみを許可
チェックしない
ファイルマスク
設定したファイルを表示させないようにできる。通常は入力の必要無し。
ディレクトリマスク
設定したディレクトリを表示させないようにできる。通常は入力の必要無し。
Large RWサポート
使用する端末がWIndows 2000以降のみであればチェックを入れておくとアクセス速度が改善する
Sendfile(2)を用いて送信
使用する端末がWindows 2000以降のみであればチェックを入れておくとアクセス速度が改善する
EAサポート
OS/2で使用されていたファイル属性拡張のサポート有無。通常はチェックしなくてよい。
DOSファイル属性のサポート
隠しファイルなどのUnixにないファイル属性のサポートの有無。チェックしておく。
空のパスワードを許可
許可しない方が良いのでチェックしない。
補助パラメータ
GUIで設定できる以外の、smb.confの内容を直接記述できる欄。後記参照
ホームディレクトリの有効化
チェックを入れておく。これを有効化しておくことで、いちいちユーザ用のホームディレクトリの共有を作らなくても自動的にホームの共有を作成してくれる。
Enable Home directories browsing
チェックしない。チェックしておくとホームディレクトリが見えるようになるが、今回は見えない方がよいのでチェックしない。
ホームディレクトリ
ホームディレクトリのルートを設定する。/mnt/tank/home と選択する。
AIOの有効化
チェックをいれておくと高速化するので基本的にチェックを入れておく。データをやりとりしている最中になんらかの障害が起きるとデータが壊れたりする事も(ごく希に)あるので応じて決める。簡単に言うとこれをONにすると、FreeNASのサーバがデータを受け取ったり書き込んだりするとき、いちいち相手の応答を待たなくなる。
Minimum AIO Read size
非同期読み込みを行う最小サイズの設定。最適値はいろいろあるチューニングポイント。1にすると全て非同期読み込みを行う。単位はbyte
AIOライトサイズの最小値
非同期書き込みを行う最小サイズの設定。最適値はいろいろあるチューニングポイント。1にすると全て非同期書き込みを行う。単位はbyte

ここで「補助パラメータ」の欄に

follow symlinks = Yes
wide links = Yes
unix extensions = No

と入力しておくこと。

follow symlinks
シンボリックリンクのサポートする。これを記入しておくとシンボリックリンクを辿って共有ができる。記入しないと共有にシンボリックリンクしたディレクトリが出てこない。
wide links
共有に設定していないディレクトリへのシンボリックリンクを辿るようになる。記入しないとシンボリックリンクした先も共有になっていないとリンクを追わない。
unix extensions
HPによるCIFSのUnix拡張の利用を制御する。これがYesのままだと上記の設定をしても正常にアクセスできないので同時に設定する。

シンボリックリンクを設定して、上記のオプションを入力してあっても、正しくパーミッションが設定されていないと共有にはアクセスできないのでそこも併せて注意しておく。たとえば間違えてアクセス権限の無いユーザのホームディレクトリにmanagerのシンボリックリンクを追加してあっても、そこにアクセスしょうとすると蹴られる事になる。逆にこの設定の場合、いくらアクセス権限を設定してあっても、シンボリックリンクがしてないとCIFSで共有に出していないのでそのディレクトリは見に行くことができない事になる。

そして最後に、

サービス

の画面で、CIFSをONにする。

これでWindowsのクライアントからアクセスすると、自分のホームディレクトリだけがあり、そこに入ると「my_data」と、それぞれのユーザ権限に応じたディレクトリが見える、と言う形になる。

設定したはずなのに上手く見えない場合は、とりあえず

  • CIFSを一度OFFにしてONにする
  • Windowsの再起動/ログオフ
  • サーバの再起動

等をすると改善することもあるので試すといいかも。

UPSの設定

後はUPSの設定についてもメモをしておく。

サービス->UPS

と入ったUPSの設定画面で設定する。

認識名
識別に使うので適当な名前をつける。
ドライバ
http://www.networkupstools.org/stable-hcl.html にリストされている名前から適切に選ぶ。この場合はapcsmart
ポート
ドロップダウンリストからUPSが接続されているポートを選ぶ。この場合は/dev/cuau0
Auxiliary paramters(ups.conf)
ここで設定できない設定を直接ups.confの書式で記入できる。
説明
分かり易い説明をしておく。
シャットダウンモード
どのような状態になるとシャットダウンするか決める。この場合はUPSがバッテリ駆動になりました、に設定してあるが、これはこの状態になったらシャットダウンタイマが始まると言う意味で即座にシャットダウンされるわけでは無い。
シャットダウンタイマ
上記シャットダウンモードの状態になってから、この秒数経過したらシャットダウンと言う時間。
ステータス更新時にメールを送信
バッテリー駆動になった、等のUPSのステータスが変更された場合にメールを送るかどうかの設定。
メールの宛先
ステータス更新時メールの手先を設定する。
Email Subject
メールのタイトル。たくさん管理しているときはわかりにくいので変えたりするとよいが普通はこのままでもよい。

これを設定したら一度"UPSの"電源を引っこ抜いてテストなどし、正常にシャットダウンされるか確認しておくこと。

最後に。速度等。今後等。

最後にベンチマークを取ってみたところ、ほぼ全ての場合で10MB/Sec以上でており、接続が100Base-Tであることを考えると非常に優秀なアクセス速度が出ている。っていうかGigabitにしたい。

今後はRsyncの設定をしてやりたい。Rsyncは圧縮して送ることができるので、この類の明らかに接続速度がボトルネックになっている場合には有効だと思われるためである。

また、本来は複数台同じ構成のサーバを用意しておいて同期しあうようにするとか考えておいたほうがいいかもしれないので、そっちも追々考える。

*1:実は実際にはそうでも無く、FreeNAS8.0.0正式版がリリースされた後でも、細々とFreeNAS0.7系はアップデートが続けられている。またFreeNAS0.7系のUIのままで、コアをFreeBSD8系や9系にしたものも一部で動いていたりする。

*2:本来はテープドライブなどを接続するために用意されているらしいが、普通のUSBと全く同じでそのまま使用できる

*3:ちなみにFreeNASは起動時にインストール領域から読み込まれたら、その後はユーザが設定をセーブするタイミングでしかインストール領域を書き換えないようになっているらしい。そのためUSBメモリで大量のアクセスが発生してフラッシュメモリの限界を超えると言う事は起きにくいし、システム領域にあるファイルは書き換えても再起動すると消えたり元に戻ったりする。また書き出した設定ファイルをバックアップするだけで簡単にシステム設定のバックアップができるようにもなっている。

CarlyndaCarlynda2016/05/06 10:01There are no words to describe how bodouiacs this is.

FinchFinch2016/05/08 03:19Hi,You are on my Blog right now, you left a comment on it.There are links to the free plan all over my Blog (top, RH side, and inside comments) but here is a link to the .Thank you for wrktTng.iaie Care,S.W. http://zujdceovcz.com [url=http://gftexg.com]gftexg[/url] [link=http://fpiicl.com]fpiicl[/link]

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