トップ ユーザー登録 ログイン ヘルプ

滑り軸受

このページについて

このページは、高森太郎がノート的に何でも書くページです。

主に勉強したこと自分が知った知識や方法などを中心に書き留めています。キーワードページであっても私が一人で独占的に書いていますので間違ったことが書いてあるかもしれません。ご承知の上ご覧ください。(メインのブログ型コンテンツはこちらから)

滑り軸受

概要

軸を面で受け止め、軸と面の間で滑ることで回転を支持する機械要素。

一見非常に単純だが、摩擦を減らし、かじりなどを生じずスムーズに動くために、材質、表面処理などが工夫されている。

樹脂ではフッ素樹脂?(テフロン)などの低摩擦の材質が用いられる。

金属では青銅黄銅などの系金属が多く使われ、場合によっては硬質に焼入れ・表面処理を施した鋼材などが用いられる。

これらの材質のブッシュにオイル?グリースなどの潤滑材で潤滑して使うのが基本であるが、多孔質の材質(多くは焼結合金?、あるいは鋳など)に油を浸透させたもの、や固体潤滑剤を埋め込んだものなどの場合、条件が揃えば無潤滑でも使用することができる。

転がり軸受との比較。

転がり軸受、すべり軸受ともに多種多様な種類があり、あくまでも一般論です。

利点

  • 構造が簡単
  • 適切な潤滑を行えば非常に長い寿命を持つ
  • 耐衝撃性が高い
  • 円周方向(ラジアル)の肉厚を薄くできる。
  • 駆動しないので静音性に優れる。
  • グリースによって使用温度範囲が比較的広い
  • 構造が単純である
  • 同一サイズでは一般に耐荷重が高い
  • 稼働中のトルクが安定している。
  • 軸方向の往復運動と回転運動、両方を受けられるものが多い。

デメリット

  • 摩擦で動作するため効率が悪い。
  • スターティングトルクが高い。
  • 軸方向(スラスト)の厚みが必要
  • 温度変化や雰囲気によってはすぐに劣化する。
  • 予圧不可。ガタ0では使えない。(必ず隙間が必要)そのため軸受の精度に限界がある。
  • (単純軸受で強い力を受ける場合)軸ずれ、軸の倒れなどに比較的弱い。

どっちもどっち?

文献によってはメンテナンスはすべり軸受のほうが容易であるとするものと、転がり軸受のほうが容易であるとする方両方があるのでメンテナンス性はどっちもどっちのようだ。

また構造が簡単であることからすべり軸受の方が使用温度範囲が高いとされる場合と、温度変化によって軸がしまったり緩んだりすることに対する許容差が小さいことから、温度変化に弱いとする場合と複数種類あるようである。

昔はすべり軸受のほうが圧倒的にコンパクトであるという認識が多かったが(受けられる力の大小はともかく)転がり軸受でも極小のものが出てきており、場合によってはすべり軸受よりも小型である。

球面滑り軸受

ちょうど目玉のように、球面のすべり面を持ち、前方向に自由度を持つ軸受である。これもすべり軸受の一種。

主にリンク機構の節点として使われ、立体的にひねることもできる。

主な標準品有りのメーカー

一般のメタル軸受

球面滑り軸受